こんにちは。
SUAVELEの裏方、綾野です。
普段は、商品企画や生産管理など、
いわば“裏で服をつくる仕事”をしています。
表に出ることはあまりないのですが、
せっかくならこの場所で、
「モノづくりの裏話」や「服ができるまでのリアル」を少しずつ綴っていけたらなと思っています。
そんな初回にどうしても話したかったのが、
僕が最も気に入ってるこちらの一本。
SUAVELE【SV-0160】
VINTAGE WASH TAPERED 5P DENIM PANTS
このデニム、1stロットが完売してから早くも半年。やっと、岡山の老舗工場さんから「まもなく仕上がります。」と連絡が入りました。
なぜ半年もかかったのか?
理由は単純で、加工の順番待ちです。
岡山デニムの品質はもちろん素晴らしいんですが、
本当にすごいのはその加工技術。
世界のメゾンブランドが、
岡山の限られた数社の老舗工場にこぞって依頼を出すほど。
だからもう、順番待ちは長蛇の列。
“加工の万博”状態です。
職人さんの手仕事に敬意を
加工はすべて手作業。
だから「早くお願いします」なんて言えない。
むしろ「ゆっくり、丁寧に仕上げてください」とお願いしたくなる。
時間がかかるのは当然。
でも、その分だけ“味”が宿る。
そして、やっとその一本が戻ってきます。
SUAVELEの【SV-0160】
ここ最近、自分のワードローブを見返してて思いました。
「なんか、格好いいデニムが足りてへんな」と。
そんなときに目にしたのがこの【SV-0160】
“これや”って思った瞬間、
もう迷いはなかったです。
芯のある色味、テーパードの綺麗なライン、
穿いたときの説得力。
どこか無骨で、でも洗練されてる。
そんなバランスがたまらなく良い。
一生モノとしての価値
価格は33,000円。
決して安くはない。
でも、岡山の空気と職人さんの手の跡が残る一本。穿くたびに“育つ”楽しみがある。
そう考えると本当に良い投資だと自負してます。
これが、SUAVELEの【SV-0160】
これが、“本気の岡山デニム”です。