こんにちは。
SUAVELEの裏方、綾野です。
本日は、ずっとお伝えしたかった“渾身の一着”についてblogをかきます。
いつもblogのお付き合いありがとう御座います。
さて、先日東京POPUPで先行販売させて頂きました商品。岡山産のSUAVELE初本格デニムウエスタンシャツが、ようやくWEB発売となります。
その名は、
【SV-0193】
VINTAGE WASH DENIM WESTERN SHIRT
それでは、制作背景について少しお話しさせてください。
■ なぜ岡山だったのか。
「デニムなら岡山」
これはアパレル業界では常識ですが、
その理由は明快です。
岡山デニムでしか出せない深い“表情”
・色落ちの良さ
・生地の強さ
・縫製、加工技術が桁違い
今回のシャツも、
まさにその恩恵を受けまくっています。
着た瞬間に、
「あーー!これは長く付き合えるやつや。」
と、分かる本物の質感。
■ あえて“軽やかなデニム”で作った理由
SUAVELEは “都会での上品さ” を大切にしたい。
そこで選んだのが、
岡山産コットン100%、8オンスデニム。
“軽さ”と“コシ”を同時に満たす岡山デニム。
重すぎないのに立体感が出て、
コートや、ジャケット等のアウターのインナーでももたつかない。もちろん、洗い込むほど味が出るよう仕上げています。
■ シルエットは「大人の余裕」を纏わせる
トレンドのオーバーでもなく、タイトでもない。ほどよいゆとりを残したSUAVELEのNEWスタンダード。
・肩幅はわずかに広げて余裕をプラス
・身幅は大人が綺麗に見えるバランス
カジュアルなのに上品。
その絶妙なラインを狙いました。
■ 加工は“味が出すぎない”ようにコントロール
ヴィンテージ感は残しつつ、
過度な破れ加工などは控えてます。
「清潔感のある大人デニムシャツ」
ナチュラルな色落ちを目指して職人さんと丁寧に調整を重ねました。
■ 職人さんとのやりとり。
「この色はもっと浅く」
「ここは1mmだけ変えたい」
「縫製ピッチをもう少し細かく」
こだわればこだわるほど、当然コストも時間も増える。それでも妥協は一切なしで制作。
■ 最後に:この一着で、SUAVELEの“本気”を見てほしい。
今回のデニムシャツは、正直、もっと効率よく制作することもできました。普段はやらない隠れたディテールや作業工程が多数含まれます。
「コストがかかるからやめましょう」
そんな判断は一度もしていません。
むしろ、
「SUAVELEが本気で作った“本物”を着てもらいたい」
その想いだけで完成させた一着。
新品の状態でも雰囲気があり、
1年、2年、3年と育つほど自分だけの顔になっていく。
“経年変化までデザインしたデニムシャツ”。
ぜひ、長く育ててほしい。
発売は、
12月14日(日)21時より